- 2008/07/01 掲載
NECと住友電工、海底ケーブル通信事業強化でOCC買収
買収後の持ち株比率は、NECが75%、住友電工が25%となる。両社は、ブロードバンドサービスの普及に伴い、海底光通信ネットワークへの重要に応えるため、高品質、高信頼度の海底ケーブルの安定供給確保を目的としている。
OCCは、1935年に国家的要請に応じて日本海底電線株式会社として設立、通信用海底ケーブル初の国産化を実現した。1964年、大洋海底電線との合併し日本大洋海底電線が発足した。以来、45年以上にわたり各種陸上ケーブルおよび大洋横断海底ケーブルの製造・供給に携わり、最近では独自の最先端技術による光海底ケーブルの製造を手掛けている。同社はフランスのアルカテル・ルーセント社、米国のタイコテレコム社とならぶ世界的な海底ケーブルメーカとして、既に14万キロメートルを超える光海底ケーブルを供給している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR