- 2008/07/01 掲載
サン、オープンソース事業拡大を視野にMySQLの日本法人を吸収合併
今回の日本での事業統合は、2月に完了した米国サン・マイクロシステムズ社によるMySQL ABの統合に伴うもの。旧MySQL ABは、新たにサンのソフトウエア部門内に設けられたビジネスユニットとして、サンのオープンソース事業の発展を担う活動している。サンはMySQL統合を機に、日本でもオープンソースDBの企業レベルでの利用拡大を図る方針だ。本年2月の米国サンとMySQL ABの統合完了を受けて、すでに両社日本法人でもマーケティング活動で協力を開始、4月9日には日本語環境を大幅強化したMySQL製品を共同で発表している。
統合後の新しいビジネスモデルについては、原則として従来の販売モデルを継続。従来のMySQL Enterprise販売パートナーは、今後もMySQL製品およびサービスの販売を継続するという。なお、サンの販売チャネルでのMySQL製品およびサポートの販売は、すでに5月に開始している。サポートサービスについては、原則として引き続きサンからサービスの提供が行われる。MySQLの社員はサンへ移籍し、引き続きMySQL製品の販売およびサービス活動にあたる。
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