- 2008/06/27 掲載
NEC、LSIの温度分布を「見える化」する技術を開発
昨今主流となっているマルチコア、メニーコアのCPUなどでは、時間ごとに処理を行うコアの場所が変化するため、温度分布が時間ごとに大きく変化する。そのため、高温箇所を正しく把握するためには、温度センサをチップ内に数多く配置する必要があったが、従来の温度センサは面積が大きく、チップ内に数個しか配置できないため、適切な温度管理が困難だった。
これらの温度分布の「見える化」技術により、LSI内温度分布を均一にするための制御が可能となり、LSI内温度の局所的な上昇による信頼性低下を防ぐ「ディペンダブル」と、LSIのトータルな消費電力を削減する「エコロジー」が実現できるという。
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