日立のコンテンツストレージアプライアンス、メールアーカイブソリューションと連携

　日立製作所（以下、日立）は、電子メールや契約書、公的文書などのコンテンツを長期保管するための専用ストレージアプライアンス「Hitachi Content Archive Platform」において、新たにコンピュータシステムエンジニアリングおよびエアー両社の提供するメールアーカイブソリューション「WISE Audit」に対応すると発表した。

　メールの高速検索や関連メールのビジュアル表示などの機能を備えたWISE Auditと連携することで、ユーザーの多様なニーズに応える。6月30日より販売を、8月29日より提供を開始する。

　日立では、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」を提唱している。そこで現在様々なミドルウェアとの連携を拡大しており、今回の連携もその一環となる。

　今回の連携により、アーカイブメールの定期監視・監査を容易にする高速な自然文検索、アーカイブメールの参照・検索を容易にするアーカイブメールの相関図表示やスレッド表示、フィルタリング条件に基づいた重要度に応じた高速フィルタリングによる情報漏えい防止といったWISE Auditの機能を利用可能になる。