- 2008/06/26 掲載
TDCソフト、SaaS型CRMソリューションを携帯電話で利用できるサービス開始
2008年7月上旬より、有料の正式サービスを提供開始予定であり、リリース開始当初の利用可能なキャリアは、NTTドコモの携帯電話(FOMA(R)端末、対象機種は下記参照)となります。 急激なビジネス環境の変化が起こる昨今、自社の顧客ニーズをオンタイムに把握し共有・分析を行なうことは企業発展の最重要課題です。このような環境下では、顧客情報や商談情報の精度が情報活用効果を大きく左右し、企業競争力に大きな差を生じさせます。「Mobile PIM for Oracle CRM On Demand」は、「Oracle CRM On Demand」を携帯電話で利用したいというお客様のご要望に応え、情報のリアルタイム性の加速化及び精度の向上を図り企業の発展を強力にサポートします。 ◆対応機種 NTTドコモFOMA(R)903iシリーズ以上、FOMA(R)703iシリーズ(一部)以上 (KDDIau、SoftBankにつきましては、年内に対応の予定です。) ◆価格と提供について 1ユーザあたり月額 2,100円(税込)で、2008年7月上旬より提供開始予定です。 (ライセンス契約期間:6ヶ月、最小購入ライセンス:5ユーザ) サービスの利用には、「Oracle CRM On Demand Release15」(月額 8,750円/1ユーザ(税別))の契約、及び会社サインインID単位に、初期登録料10,500円(税込)が別途必要となります。 ◆提供する機能 下記の機能により、携帯電話を活用したCRM/SFAの実現が可能となります。 1.携帯電話上で、データの参照、編集及び新規データ登録機能 2.携帯電話、サーバー間のリアルタイムデータ同期機能 3.Hybrid(オフライン・オンライン兼用)機能 ・利用可能性の高い情報は携帯電話にデータをキャッシュ。携帯電話にキャッシュしていないデータもオンライン検索でアクセス可能 4.セキュリティ機能 ・連続的な不正ログインには、携帯電話キャッシュデータを自動消去。また、携帯電話を紛失した際は、管理者機能で当該携帯電話からのアクセスを停止することが可能。 5.参照したデータに登録してある電話番号への電話やメールアドレスへのメール送信 「Mobile PIM for Oracle CRM On Demand」は、TDCソフトが持つモバイルネットワーク上でのサービスとソリューションの高い技術と豊富な実績が活かされています。「Oracle CRM On Demand」で公開されているAPI技術を駆使し、携帯電話と「Oracle CRM On Demand」サーバー間の通信に、TDCソフトのゲートウェイを介するiアプリRを使用したASP方式でサービスを提供します。このゲートウェイ方式を採用することで、「Oracle CRM On Demand」で設定した項目をお客様専用の携帯電話用レイアウトに表示することが可能となります。また、携帯電話で顧客情報を参照するにあたりデータ通信はSSLで実行するなど、セキュリティの高い機能を搭載しています。今後は、今回開発した機能をベースとして、他携帯電話キャリアの対応を順次拡大していく予定です。 【 Oracle CRM On Demandについて 】 Oracle CRM On Demandは、オラクルが提供する使い易くしかも強力なCRMソリューションです。 10年以上にわたるCRM分野での実績を持つオラクルには、他社には真似のできない専門知識の蓄積があります。これにより企業は収益性の高いお客様を特定し、獲得し、サービスを提供し、維持することができます。Oracle CRM On Demandには、マーケティング活動による最初の接触から、営業サイクルの各段階を通じたカスタマー・サービスとサポートの継続に至るまでの顧客ライフサイクル全体を推し進めるベストプラクティスが直接組み込まれています。Oracle CRM On Demandにより、平均的な営業担当者もトップパフォーマと同様の成果をあげることが可能になります。マーケティング部門は、適切なプロスペクト(見込み客)に的を絞り、適切なメッセージを適切な時期に発信することができ、カスタマー・サポート部門は一貫性のある優れたサービスを提供することができます。さらに経営陣はビジネスを総合的にかつリアルタイムに把握することで、変化する市場状況に必要に応じて対処することができます。 詳しい情報は、http://crmondemand.oracle.com/jp/をご覧ください。 。
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