- 2008/06/23 掲載
NECエレクトロニクス、温室効果ガスの排出量を過去最大の2004年から30%削減
発表によると同社では、2007年の温室効果ガスの排出量を前年比21%削減することに成功した。これは同社の過去最大の排出量となった2004年から30%削減したことになるという。
今回同社が削減に成功したのは、温室効果ガスの一種類であるパーフルオロカーボンの排出量で、2007年は2006年の80%にあたる76万トン-CO2となった。パーフルオロカーボンとは炭化水素の水素をすべてフッ素で置き換えた化学物質だ。
パーフルオロカーボン排出量の削減は主として、効率的パーフルオロカーボンの使用条件を考案することにより成膜工程におけるパーフルオロカーボン使用量を削減したこと、代替ガスの研究および採用を促進したこと、などの効果によるもの。さらにNECエレクトロニクスは、2007年度および2008年度にかけて、PFCを分解する専用除害装置を生産ラインへ導入することにより、2008年以降の排出量のさらなる削減を目指す。
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