- 2008/06/18 掲載
キヤノンITソリューションズ、流通BMS準拠の「CollaboLinkシリーズ」を本格展開
流通BMSとは、流通業を中心とした業界団体が2007年4月に策定したインターネットでの新たな標準EDIの規格。従来のEOS(電子発注システム)で採用されていたデータ通信プロトコルであるJCA手順に代わり、AS2手順、ebMS手順、JX手順が採用されており、国際標準に準拠した仕組みとして主に小売業および卸売業との間で今後の普及が見込まれている。
複数対複数の企業間におけるインターネットEDIの効率的普及にあたっては、データに使用する各種コード体系やフォーマット(データ書式)が標準化されている事が前提であり、さらに複数にわたるEDIの相手方の企業との間で双方にデータ通信接続テストが必要であることから、EDIベンダーにはスムーズな導入作業への対応が要求されている。
今回キヤノンITソリューションズが製品提供を行うに当たって、業界VAN(付加価値通信網)を運営するプラネットが提供する「SMOOTHEDIR」などによる相互接続テストに参加し、高い相互接続性を確認したという。
キヤノンITソリューションズでは、本製品をEDIソリューションの中期的視野での中核製品と位置づけ、大手・中堅小売業を中心により積極的な販売促進・新規開拓を行う予定。
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