三菱マテリアル、さいたま市にグループ研修センター建設で人材育成強化へ

　三菱マテリアルは、さいたま市に人材育成などを目的としたグループ研修センターを建設することを発表した。

　今回の発表によると、同社の現在の中期経営計画「Break-through1000」に掲げる人的資源の価値向上策の一環として、埼玉県さいたま市の自社敷地内に、宿泊設備や福利厚生施設のほか一部オフィス機能等を擁するグループ研修センター（仮称）の建設を決定したもの。投資金額は建屋全体で約42億円、2010年4月の竣工を予定している。

　本研修センターにおいては、既存の研修プログラムの効果的な実施運営と現場力向上につながる「ものづくり力」を高める新たな各種研修プログラムを実施し、社内およびグループ各社も含めた人材育成活動に活用するとともに、社内外に対して同社グループの「人づくり」のメッセージを発信する拠点としての役割を担うことを目指す方針だ。