- 2008/05/13 掲載
パイオニアが、ノベルのSLES 10導入でサーバ構築作業の簡素化を実現
同社はこの課題に対して、仮想化サーバの導入が有効だと判断。コスト面の優位性を考慮し、オープンソース仮想化ソフトXenと、Xen統合済みのノベルのSLES 10をサーバOSとして採用することを決定した。Xen仮想化技術を用いてサーバ環境の標準化を行うことで、新規サーバ構築の際の所要時間を短縮でき、その結果、ビジネスのスピードに対応しうる柔軟なIT環境を実現できた。以前と比べ約1~2ヶ月スピードアップが図られたという。また、サーバ構築時間の短縮に伴い、IT人員のワークロードの最適化を図ることで運用コスト全体の削減も実現した。
同社は2002年よりTI基盤としてSUSE Linux Enterprise Serverの活用を進めてきた。独自で同サーバの検証を進めることで、堅牢性や柔軟性について確信を深めてきたという。それを踏まえ、ノベルのSLES 10を導入した要因として、同社の経営戦略部 情報線戦略グループ 副参事中村正彦氏は、「製品自体の品質の高さに加え、ノベルの親身なサポートサービスによって、実ビジネスにマッチしたIT環境をスピーディに、また先進的な技術を持って構築することができる」と語る。
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