野村総研、優良な社外委託先との協力関係強化するパートナー制度

　野村総合研究所（NRI）は12日、システムソリューション事業における優良な社外委託先との協力関係強化を目指した「e-eパートナー制度」を制定すると発表した。まずはキューブシステムと東邦システムサイエンスの2社と締結した。

　NRIではすでに、パートナー企業の中でも、特に専門性の高い業務ノウハウと情報技術力、高い情報セキュリティレベルを持つ企業を「eパートナー」と位置づけ、プロジェクト運営面で緊密に協調するとともに、業務プロセスの改革をはじめ、通常のシステム維持・保守に留まらない「エンハンスメント業務」の革新活動を共同で推進している。

　今回新たに発表された「e-eパートナー制度」ではさらにそれを推し進め、共同で業務革新活動に関する中長期計画を策定し、eパートナー契約に基づく特定のプロジェクトだけでなく、全社の活動としてエンハンスメント業務の革新活動を協調して展開していく。NRIは、業務革新活動を推進していく上で必要な、品質管理、生産技術の向上、プロジェクト管理などについて、e-eパートナー企業の人材育成にも協力していく。