- 2008/05/13 掲載
NECとNECネクサ・ニューシステムテクノロジ、DB監視セキュリティで協業
具体的にはNECの中小規模向けシステム運用管理ソフト「WebSAM System Navigator」とNSTの提供するデータベース監査セキュリティ「Chakra」が連携し、データベースサーバへの不正アクセス、情報漏えいなどを一元的に監視できるようになる。連携を行うにあたり、両社が共同開発した監視用のテンプレートが複数無償提供される。
Chakraは、データベース監査セキュリティ製品の中でもエージェントレスでDB監査を行えるため「DBに手を加えなくて良い点を評価(NST担当者)」されている。さらにミラーポートを利用してパケットキャプチャを行うため、パフォーマンスへの影響も軽微なため、「SOX法などの流れにも乗って」導入が進んでいるのだという。
しかし、情報システム部門が監視するのはDBに限らず、「まずフロントとしての運用管理ツールのトップ画面を覗くのが通常の流れ(NEC担当者)」である。動作の異常に気付くのがアプリケーションの挙動がおかしいと感じたとき、というのでは問題が拡大化する可能性もあるため、DBのセキュリティ監視とシステムの障害監視を一元化し、「どの業務に影響するかということが把握」し、システム異常時の初動を効率よく実施できる体制を構築するための連携となる。連携はWebSAM向けに提供されるテンプレートをインストールするだけで稼働できる。
NECソリューションズは販売を担当。NECグループ全体で今後3年間に200システムの販売を見込む。
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