マイクロソフト、Windows XP SP3を提供開始

マイクロソフトは7日、Windows XPのサービスパック「Windows XP Service Pack 3（SP3）」の提供を開始した。Microsoft UpdateやWindows Updateを使ってインストールできるほか、ダウンロードセンターでISOファイルが公開されている。

　Windows XP SP3は、これまでにリリースされたセキュリティアップデートやホッとフィックスなどを含んでおり、パフォーマンスや安定性が向上している。そのほか、Windows Server 2008などと連携して検疫システムを構築できるNAP（Network Access Protection）機能などが追加される。

　同社はもともと4月末に配布する予定だったが、Microsoft Dynamics RMS（Retail Management System）との互換性に問題があり、提供を延期していた。本日提供を開始したSP3もこの修正は反映されておらず、将来リリースされる修正プログラムで対応するよう呼びかけている。