- 2008/04/25 掲載
日立情報、ITリソースと運用サービスをワンストップで提供
同社はアウトソーシング事業を中核事業の一つにしており、金融、製造、流通などさまざまな業界に提供してきた。昨年12月には、ITサービスマネジメントシステム認証の国際規格「ISO/IEC 20000」の認証を金融業界向けデータセンターサービスから、アウトソーシング事業全体を対象にしたデータセンターサービスへ拡大し、認証取得している。
今回発表した「リソースオンデマンドサービス」は、最新テクノロジーと運用ノウハウをナレッジデータベース化した同社のデータセンター内にサーバ、ストレージ、ネットワーク等を用意し、その中に業務システムを割当て、運用と合わせたサービスとして提供する。顧客のTCO削減、リソース需要の変化へのタイムリーな対応、障害対応力強化によるノンストップサービス、グリーンIT化による省電力、整備された運用ツールによる内部統制の強化等を実現する。
まずは、サーバ、ストレージ、ネットワーク機器などのITリソースを利用量に応じて課金する「リソースオンデマンドサービス」を、本年5月から開始。次に、アプリケーションマネジメントサービスを追加し、本年7月からメール系アプリケーションの運用を含めたサービスを開始する。以降、運用サービスの範囲をERPパッケージ等へ順次拡大していく。
同社は、リソースオンデマンドサービスをプール化構想の基盤を成す中核サービスとして、メニューを順次拡充し、2010年度に100億円の売上を目指す。
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