- 2008/04/22 掲載
【シンクライアント 市場調査】2008年が本格導入期
IDCの発表によると、シンクライアント専用端末の出荷台数は、2007年実績で11万1,000台、2012年までは年平均43.4%で成長していき、67万台になるとIDCではみている。同年の市場規模は、関連サービスを含めると1,770億円に達する。さらにシンクライアント化端末を含めると、出荷台数は2007年実績値で19万1,000台、2012年には110万台に達するという。
また、IDCでは、シンクライアントの本格的な導入は、2008年とみている。「ユーザー企業も強い関心を持っており、導入は急速に進む」(IDC Japan PCsシニアマーケットアナリスト 渋谷寛氏)。ただし、同氏は、シンクライアントの不十分な取り組みで導入効果がみえない事例も報告されていると指摘し、「ユーザー企業の状況に応じたコンサルティングが重要となる」(渋谷氏)と語る。
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国内シンクライアント市場 専用端末/シンクライアント化端末出荷台数予測、2007年~2012年
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