- 2008/04/14 掲載
NTTデータなど6社、システム開発における非機能要求を見える化する検討会発足
非機能要求とは、顧客が望むシステムの機能要求を取り巻くシステムの強度や品質。建築物でいえば、基礎工事部分にあたる。この部分は、要求が確定した後の開発途中で変更することは困難である。また不十分な認識のまま開発してしまった場合、システムが提供する業務を想定外の方法で運用しなければならない。運用後の修正は莫大なコストが発生したり、潜在的に危険な運用の継続といったリスクが生じてしまう。
こういった事態を起こさせないためにも、当研究会では、非機能要求の見える化と確認方法について、発注者と開発ベンダーの両社で共通の認識を持てるようにする方法を検討し、広く利用されることを目指す。2009年4月を目処に標準案を策定して公開し、普及展開を図っていく。
関連コンテンツ
PR
PR
PR