日本HP、中堅中小企業向けエントリディスクアレイ2製品発表

　日本HPは14日、中堅中小企業を対象に2つのディスクアレイ製品を販売すると発表した。エントリーモデルの「HP StorageWorks Modular Smart Array 2000」と、ミッドレンジモデルの「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array」の2製品。

　MSA2000は、ストレージエリアネットワーク（SAN）を初めて利用するユーザーが簡単かつ低コストで導入できるよう設計されている。Serial Attached SCSI（SAS）/Serial ATA(SATA)ディスクをサポートし、ファイバチャネル（FC）、およびiSCSI接続に対応している。EVA4400は、EVAファミリーが持つ独自の仮想化機能による管理のしやすさはそのままに、エントリークラスの価格で中堅中小企業のSAN導入を促進する製品となる。

　従来、ストレージの導入には、高いコストが阻害要因になっていた。同社では、今回の発表と同時にSANインフラ製品を大幅に値下げし、市場の拡大を図る。