愛知県信用保証協会、富士通の手のひら静脈認証装置を導入

　富士通は7日、愛知県信用保証協会が同社の手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を導入したと発表した。同協会は、使用パソコン365台にPalmSecureを導入し、職員が端末にログインする際に使用する。また、サーバ室への入退室管理システムにも採用。事前に認証サーバｎ登録された人物またはシステム運用担当者のみが、アクセスすることができ、セキュリティ強化を図る。

　同協会では、中小企業が金融機関から融資を受ける際、保証人おｔなって経営支援を行う公的機関であるため、顧客の大切な個人情報を扱う。そのため、セキュリティ強化が急務の課題になっていたという。 同協会が、PalmSecureを導入した要因として、事前に登録した人物だけが端末にログインできる点、高度な認証精度、現在使用のマウスと交換するだけでそのまま使用できる点、利便性や省スペース化に役立つ点などをあげている。