大和総研と日本IBM、保険窓口販売システムをASPで提供

　大和総研と日本IBMは6日、金融機関向けに、保険商品等の窓口販売システムを共同で構築し、来年1月からASPサービスとして提供すると発表した。銀行業界では、保険商品の窓口販売への取り組みを強化している。今回、2社が提供するシステムは、大和総研の金融ビジネスにおける業務ノウハウ、日本IBMのシステム基盤や技術の組み合わせにより、構築されたという。

　2社が展開するこのサービスは、ユーザー数および、管理契約数に応じた従量課金型の料金体系を組み合わせることができる。これにより、保険ビジネスの成長にあわせて費用を一定化できる。料金は、ユーザー数と管理契約数の組み合わせで設定されるが、1万ユーザー、管理契約数が100万件の場合、月額で1000万円からとなる。