NTTコム、環境対策に効果的な「グリーンホスティングサービス」を展開

　NTTコミュニケーションズは22日、企業向けのホスティングサービスにおいて、二酸化炭素削減など環境保護に活用できる「グリーンホスティングサービス」を12月3日より開始する。このサービスの活用により、環境問題に対する社会的責任を果たせるだけでなく、システム運用においてTCO削減にも効果があるとしている。

　このサービスでは、サーバのCPU、メモリなどのシステム資源を、ホスティングサーバ内部の複数OSに対し、任意に割り当てることで、顧客はシステムの安定稼動に必要十分な機能を柔軟に利用できる。顧客運用のシステム資源をこのサービスに切り替えることで、電力消費や設置スペースを抑制し、二酸化炭素の排出量を、従来の運用時より大幅に削減する。

　また、専用ホスティングサービスの特色である、システム資産保有リスク（災害、セキュリティ対応など）の軽減、複雑化する企業システムの運用管理のアウトソーシングも実現するという。