サンなど3社、構築が容易な教育機関向けe-Learningソリューション分野で協業

　サン・マイクロシステムズとブイキューブ、キヤノンマーケティングジャパンは、構築が容易な教育機関向けe-Learningソリューション分野で協業し、新製品を提供開始する。価格は、サーバとアプリケーションのパッケージで、ユーザーの導入規模に応じて315万円と525万円の2種類となる。

　今日、教育機関ではインターネットを活用した遠隔教育e-Learningの導入が進んでいる。少子化により大学間の競争が激しくなる中、時間や場所に制約されないインターネット教育を活用することで、学生に対する教育を充実させ、他大学との差別化を図る教育機関が増えてきている。

　今回の新しい教育機関向けe-Learningシステムは、サンのサーバーと、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションツール「nice to meet you」、キヤノンのネットワーク対応入出力機器（Webカメラ、プリンターなど）を組み合わせて提供するもの。OSやブラウザの環境に依存しないシステム設計で、専門のIT技術を持たない教職員でもe-Learningシステムを構築することができる。

　また、講義内容をそのままe-Learningコンテンツとして配信することが可能なため、事前にe-Learningコンテンツを作成したり、パソコンを設定したりする必要がないという。