- 2007/11/08 掲載
開発中のソフトウエアの障害や脆弱性原因を発見する製品発売
「クロックワーク ケーセブン」は、開発中のソフトウエア内に、障害や脆弱性の原因となるプログラムの記述がないか調査するソフトウエア。障害(バグ)や脆弱性につながる記述パターンのデータベースを基に、JAVA言語やC言語、C++言語で記述されたソースファイルを調査し、潜在的な問題の数量と内容をレポートする。検出された脆弱性や欠陥情報、誤検出情報は自動でデータベースに蓄積し開発チーム全体で共有化することが可能になる。
多数の人員が携わる今日のソフトウエア開発において早期に情報共有でき、テストと修正にかかる時間が削減可能となる。
近年のソフトウエア開発は、ユーザニーズの多様化に追従することを目的とした急速な機能追加により大規模化・複雑化が進んでおり、高いレベルでの品質維持が難しい状況になっていると指摘されていた。特に推定約2.7兆円の市場規模を持つと言われる組み込み用ソフトウエア開発では、大規模化・複雑化に起因する品質低下が顕著で、製品出荷後に重大な問題が発生する率は50%を超えているとの調査結果もあるという。
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