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  • 三洋電機、障害物を自動回避する遠隔操作の「床下点検ロボット」開発

  • 2007/11/07 掲載

三洋電機、障害物を自動回避する遠隔操作の「床下点検ロボット」開発

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三洋電機は7日、戸建て住宅の床下点検作業を行う「床下点検ロボット」を開発したと発表した。
 三洋電機は、戸建て住宅の床下点検作業を行う「床下点検ロボット」を開発した。現在、複数の住宅メーカーと共同で評価を行なっており、実用化を急いでいる。

 三洋電機では、2004年から「床下点検ロボット」の開発に取り組んできた。今回開発されたロボットは、縦42センチ、横26センチ、高さ20センチで、重さは9.6キログラム。バッテリーは、リチウム電池使用で、連続使用時間は140分となっている。同社担当者によると、同ロボットは、8.5センチまでの段差を乗り越えることができ、深さ約1センチほどの水たまりの上なら進むことができるという。また、1秒間に約30センチ進むため、一般的な一戸建て住宅の(1階部分で16坪)広さなら1時間で点検を終了して出口に帰ってくる。

 同ロボットは、遠隔操作ができるため、作業者が床下にもぐる必要がなく、障害物も自動で回避する。家主とともにリアルタイムでモニター画面を確認できる映像点検機能も搭載している。レポート自動作成機能も特徴。

 現在、長く住み続けられる家を提案する住宅メーカーが増えている。しかし、住宅を長期に維持するためには、定期的な点検作業が重要となる。中でも、戸建住宅の床下は高さ30から40cmという狭いスペースであり、配水管や壁面の傷などの点検には作業者の負担が大きく、調査に時間がかかるという課題があった。また、家の持ち主自身の目で実際の点検状況を確認できないのが現状だった。

 同社担当者は、床下点検ロボットについて、「住宅メーカーにとって、顧客満足度向上につながると思う。例えば、家を販売する際に、家主となる顧客にきちんと床下の現状を見せることが可能になる。また、リアルタイムでパソコン画面で床下を見ることができるため、リフォームに関するトラブルも生じにくくなるだろう。」と語った。

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