- 2007/10/31 掲載
SBIホールディングス、2008年3月期中間連結業績発表
現在、証券業界では、オンライン証券の人気が一段落し、対面営業での取引に客足が戻りかけていることから、同社は、対面チャネルでの営業も強化しバランスの取れた総合証券企業を目指す方針。
9月に開業した住信SBIネット銀行について、北尾氏は、「本格的なサービス開始に向けた助走段階」と語った。10月上旬には、キャッシュカードを発送し、下旬にはゆうちょ銀行と提携してATM利用開始を始めており、各種キャンペーンも企画するなど認知度向上に努めている。事業拡大に向けた取り組みとして、スルガ銀行ソフトバンク支店の顧客に口座開設を勧めるお知らせを発送、また金利を年率1%に設定した「イートレ専用預金」を開設するなどし、口座開設数を増やすことを目指す。
住信SBIネット銀行を所属銀行とした銀行代理店業務に関しては、すでに許可を得てSBIイー・トレード証券が営業を行っているが、SBI証券との合併により誕生した27の支店でも銀行代理店業務ができるよう、今後申請を行っていく予定。
今後の新事業としては、SBIイー・トレード証券を所属金融商品取引業者とする金融商品仲介業を行うSBIファンドバンクを11月中旬に開業予定。販売手数料・信託報酬の軽減を図り、投資信託における「手数料革命」の実現を目指す。
年間の業績見通しについては、目標営業利益430億円の達成を見込んでいる。
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