• 2007/09/03 掲載

沖データと中国大連理工大、共同技術開発で合意

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沖データと中国の大連理工大学は3日、カラーLEDプリンタの内部熱解析と熱設計技術の共同開発を開始することで合意、大連理工大学内に共同研究室を設立したと発表した。
 今回の合意には、大連理工大学側の技術のレベルアップには企業との共同開発が不可欠だとの判断と、沖データ側の高度な熱解析シミュレーション技術を持った開発パートナーとの協業により短期間にカラーLEDプリンタに最適な熱設定環境の設立が急務であるとの思惑が一致したことによる。

 従来の熱解析シミュレーションでは、装置内の空気の流れを正確に再現できなかったり、熱伝達経路を実際に即してモデル化できていなかったため、シミュレーション結果と実際のプリンタにおける温度分布測定値との間にギャップが出ていた。このためシミュレーションを設計に生かせず試作機による実測と試作機の再作成のくりかえしを余儀なくされ、開発期間と費用の削減が困難だった。

 今回の共同研究では、実測値とシミュレーション結果とのギャップを解析し、最適な条件値をみつけシミュレーション精度を上げていくことで試作機による実測を行なわずシミュレーションだけで熱解析が完成できるシミュレーション技術開発を目指す。また、共同でプリンタの開発段階での熱設計技術を開発し、2009年までに試作機をつくらずにシミュレーション工程だけで熱設計を完成させる「ワンスピン熱設計開発」の環境を確立することで、新製品開発期間の15%短縮を目指すという。

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