- 2007/08/28 掲載
富士通、AjaxフレームワークでWebのリッチクライアント化目指す
開発の背景には、高度化する業務処理でHTMLによるユーザーインターフェースに限界が生じるなど、Webでのリッチクライアント化を求める要求が高まっていたことなどがある。そこで、早いレスポンスやJavascriptによる画面の表現力と操作性の向上などの特徴があるAjaxが注目されていた。
「Interstage Interaction Manager」の特徴は以下の通り。複数の部品を組み合わせて操作性のよい画面を開発できるため、JavaScriptの開発量を削減する高機能なAjax用UI部品を搭載。これにより、あるボタンをクリックすると指定したテキスト入力部分にフォーカスが自動移動するなど、画面上の操作性が向上する。また、JavaScriptとMVCモデルとスキーマ技術の組み合わせで特許を出願済み。通信フレームワークは、簡易的な非同期通信処理となっている。
同社は、Webでのサブレット画面をもっと高度にしたい企業、運用コストを問題にしているクライアントサーバーシステムを採用している企業などの受注を見込む。
会見に出席したソフトウェア事業本部アプリケーションマネジメントミドルウェア事業部事業部長藤井泰氏は、「SOAのフロント商品として、Interstage Interaction Managerを位置づけていきたい」と語った。
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