- 2007/05/24 掲載
日本IBM、消費電力最大30%削減、短期間で構築可能なDCサービス
今回発表したソリューションは、データセンターに必要な電源、冷却機能、およびラックをあらかじめ使用可能な状態で統合し、冷却効果を最適化する配置をデザインして迅速に導入する。また、データセンターの設計部分に、IBMの持つ温熱環境の熱解析コンピューター・シミュレーションツールを活用してサーバ・ラックの配置を最適化する。空気の流れや熱だまりを制御することで空調使用量を抑える。
設備インフラ部分には、電源、空調、管理、サービスの全てを完全に統合してラックに最適化したAPC社の「InfraStruXure」を採用する。従来はUPS(無停電電源装置)とPDU(分電盤)を部屋単位で設置し管理する必要があり100kVA、200kVAといった大容量を準備する必要があったが、「InfraStruXure」はラック単位でUPSとPDUを最適化するため、10kVA単位でのきめ細かな管理が可能となり初期投資を抑制する。
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