- 2007/03/05 掲載
トレンドマイクロ、スパムメール対策「SPS」を提供開始
トレンドマイクロは5日、企業向けスパムメール対策ソリューション「Trend Micro Spam Prevention Solution(SPS)」を本日より販売すると発表した。「SPS」は、スパムメール受信の予防から受信後の検出、隔離まで4階層でスパムメール対策を行うソリューション。
新機能となる「IP Profiler」は、DHA(Directly HarvestingAttack)と呼ばれるメールアドレス収集攻撃を防止し、スパムメールの送信を予防する。また、スピア型攻撃への対策として特定のIPアドレスから一定時間に集中する攻撃をブロックする。そして、「IPレピュテーション」機能により、メールの受信前に、送信元サーバのIPアドレス情報に基づいてスパムメールをブロックすることで、ネットワーク内のメールの流量を減少させ、企業ネットワークへの負担を軽減する。さらに、スパムメールを受信してしまった後も、ヒューリスティックとパターンマッチングの技術を組み合わせたスパムメール対策エンジンにより、95%以上の検出率で検出と隔離を行うという。
また、「SPS」の発売開始と同時に「SPS」に対応した企業向けメールセキュリティ製品「InterScan MSS」を発売開始する。前バージョンからの管理機能を強化したほか、亜種が多く発生するため検出しにくく、またスパムメール発信の温床となるボット型ウイルスへの対策を強化した。「InterScan MSS」と「SPS」を組み合わせて利用することで、ウイルス対策を含めた企業のメールセキュリティ対策を一元的に実施できる。
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