- 2007/01/12 掲載
シャープがメキシコに第2工場を建設、液晶モジュールからテレビまでの一貫生産体制を構築
シャープは、北米市場の液晶テレビ生産拠点であるメキシコ工場の敷地内に、液晶モジュールからテレビまでの一貫生産を行う、第2工場を新たに建設すると発表した。
建物、生産設備を含む新工場の設備投資額は約80億円であり、2007年7月の稼動を目指すという。生産能力は月20万台の予定となっている。
既存のメキシコ工場では、昨年9月からモジュールの生産を開始している。今回の発表は、米州の液晶テレビ需要に対応するため同工場の敷地内に新たに工場を建設し、液晶モジュールからテレビまでの一貫生産体制の構築を図るもの。同社では、第2工場で40型、50型クラスの液晶テレビを中心に生産し、北米市場での販売拡大を目指す方針だ。
メキシコ第2工場の概要は下記のとおり。
■所在地:メキシコ共和国 バハ・カリフォルニア州
■会社名:SHARP ELECTRONICA MEXICO S.A.DE C.V.
■代表者:社長 原田信雄
■事業内容:液晶モジュール、液晶テレビの生産、販売等
■敷地面積:12万7000平方メートル(第1工場含む)
■延床面積:第2工場:約5万5000平方メートル
■投資額:約80億円
■生産開始:2007年7月
■生産能力:20万台/月
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