- 2006/12/11 掲載
デル、消費電力最大24%低減、処理能力最大25%向上の新モデル発表
デルは、x64系サーバ「PowerEdge」シリーズにおいて、消費電力の最適化を実現した「PowerEdge 1950/2950低電力構成モデル」を発表した。
価格(税込)は、PowerEdge 1950が421,470円から、PowerEdge 2950が504,000円から。
「PowerEdge 1950/2950 低電力構成モデル」は、低電圧版のデュアルコアインテルXeonプロセッサーや、低電力に合わせたファン技術、効率の高い電源ユニットといった電力効率やエアフロー効率を向上する専用コンポーネントを搭載している。これにより、最大24%の消費電力を低減させ、処理能力はワット当たり最大25%向上させている。
また、「PowerEdge 1950/2950 低電力構成モデル」は、データセンター環境でのサーバ増強、サーバ統合や仮想化システムの実現に理想的なプラットフォームを提供、従来以上にスペースあたりの消費電力の低減、ワットあたりの性能向上を実現し、顧客企業にバランスのとれた処理能力を提供する。
両モデルは、デルの「スケーラブル・エンタープライズ」戦略に不可欠な製品として、効率的なスケーリング、可用性の向上、オペレーションの簡素化を通して、消費電力およびトータルコストの削減を実現する。
デルは、より優れたシステム環境を提供するという目標を掲げ、「エナジースマート」のコンセプトに基づき設計や開発を行っている。これにより性能向上や消費電力低減に成功し、大規模なデータセンターでは、年間数億円のコスト削減も可能になるという。また、標準的なサーバを3台で使用される電力量と同じ電力量で、4台の「PowerEdge 1950/2950 低電力構成モデル」サーバが稼働でき、データセンターのシステム密度を向上することができる。
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デル PowerEdge2950
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