• 2006/11/08 掲載

ソフトバンク、中間決算は144億円の黒字(2/2)

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ソフトバンク 代表取締役社長 孫正義氏
 ソフトバンクの2006年9月中間期の連結決算によると売上高が1兆1,201億円、経常利益で626億円、当期純利益で144億円の黒字と創業以来最大の収益・利益を計上した。

 前年同期比ベースでは、ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)買収に伴い、売上高は2倍で、経常利益と当期純利益ともに赤字からの脱却となる。前四半期発表会で孫社長は、設備投資の増大に伴って黒字幅の拡大は困難かもしれないと語っていたものの、「ソフトバンクとソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの社長を兼任し、システム面での効率を改善することで予想以上にシナジー効果が発揮できた」とし、その他ブロードバンド事業の事業改善も収益に寄与した。

 巨額の借入金の返済についても、WBS(事業証券化)という将来携帯電話事業から得るキャッシュを証券化する手法で、全金融機関に対して借り換えの了承を得たと発表した。

 また、孫氏は、ソフトバンクモバイルがMNP(ナンバーポータビリティ)に伴うシステム障害を起こした事に触れ、「すべては私の責任、大変ご迷惑をおかけしました」と語った。10月の純増数が2万3,800件(MNPによる転入3万1,100件・転出5万5,000件、MNP以外の新規加入19万2,100件・解約14万4,400件)で、11月の純増数が2万8,000件(MNPによる転入3万6,400件・転出4万3,500件、MNP以外の新規加入6万2,800件・解約2万7,700件)だったことを発表。ひとまず純増を守った点について「そのまま何もしなければ、他社に流れてしまうだけの“草刈り場”となっていた」と語り、一定の成果があったとの認識を示した。

 そのほか、料金プランについてQ&Aセッションを行い、全時間帯で30秒21円とすることやブループラン・オレンジプランの細かな料金施策、スーパーボーナスで分割払い金を割り引くサービス「スーパーボーナス」の詳細について言及。一部報道で指摘のあったブルー・オレンジの両プランがそれぞれドコモ、auの各料金プランよりも高くなる現象について「オプションを除く基本サービスで料金が高くなることがあれば料金プランを改定する」「高いと思う人は詳細を教えてほしい」として、理解を求めた。

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