- 2006/10/06 掲載
テレビ朝日、パブえもん開始!
テレビ局ではテレビ番組のPRのために、出演者や番組解説、番組中のさまざまなシーンを撮影した写真、放送予定の番組をラジオ・テレビ欄形式にした追訂表などの番組宣伝コンテンツを、新聞・雑誌などの媒体社に配信している。昨今、DTP(Desk Top Publishing)の普及やブロードバンド回線の一般化により、媒体社側からはデジタル形式でのコンテンツ配信を望む声が増大している。
そこでテレビ朝日では、オレガの「Alternax」を活用し、番組宣伝コンテンツ配信システム「パブえもん」を開発した。「パブえもん」は、社内外の番組スタッフが番組宣伝コンテンツを安全に共同編集し、媒体記者に対して自動的に配信するシステムで、原稿の共同編集、写真の自動編集、基幹系システム連携、ユーザ振分配信、コンテンツダウンロード管理などの広報・宣伝業務に必要な機能を網羅している。
また、セキュリティ対策として、シーフォーテクノロジーの電子透かし製品「acuagraphy」を採用して配信コンテンツに自動で電子透かしを埋め込むほか、コンテンツの不正利用を巡回監視するパトロールサービスを組み合わせることで、出演者の肖像権保護などの面で、従来の業務に比べて高い安全性を実現した。
「パブえもん」の導入メリットは、以下の通りである。
■必要に応じて原稿や写真をダウンロードできるため、媒体記者の満足度が向上
■全ての写真に電子透かしを挿入することによりコンテンツのセキュリティを強化
■原稿や写真の共同編集作業をWeb上で実現することにより業務効率を向上
■従来の原稿印刷や写真の紙焼きに掛かっていた年間数千万円程度のコストを大幅に削減
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パブえもん |
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