- 2006/09/28 掲載
米IBMが特許に関わる新ポリシー、出願と同時に公開へ
【知財/知識活用】
米IBMは米国時間で26日、特許の申請や管理に関わる新しいポリシーを発表した。これによると同社が全世界において特許出願と同時に一般に公開するという。
そのほか、特許出願を行った知財に対する責任を明確にし、一般人への公開とフィードバックの受け付けるといったことも表明している。
出願内容を明らかにすることでその内容が妥当であるかをあらかじめ協議し、特許成立後の紛争を回避する狙い。IBMは米国の特許取得件数13年連続で1位、開発者向けに独自のライセンスもいくつか提供している。
この手法はコンピュータ業界におけるオープンソース化に類似しており、知財を広く公開することでより高い水準の成果物をもたらそうとする「バザール方式」を取ったとの見方もある。
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