- 2006/09/27 掲載
日立、組込み型データベースを北米で販売
【データベース】高機能・高信頼な組込み型DBの提供により、組込みシステム開発の生産性向上を支援
「Entier」は、ユビキタス情報機器上の各種OSに対応するコンパクトなサイズの高機能なリレーショナルデータベース(RDB)。組込みソフトウェアの開発時、「Entier」をデータベースとして使用することで大幅な生産性の向上を支援する。また、地図などにおける柔軟で多様な空間検索機能、キーワード絞り込み型の効率的な検索を可能にするインクリメンタル・テキスト検索機能を提供し、北米の組み込みシステム市場に進出する日本企業および現地企業向けに、拡張性の高いユビキタス情報システムの効率的な開発を支援する。
近年、カーナビや携帯電話、情報家電などユビキタス情報機器の急速な多機能・高機能化に伴い、組込みソフトウェア市場も拡大の傾向にある。一方、早い製品開発サイクルに対応するための組込みソフトウェアの生産性向上が、重要な課題となっている。
日立はこれまで、昨年7月の日本国内での「Entier」評価版の提供開始以降、日本市場での販売を進めてきたが、グローバル市場における組込みシステム開発効率化のニーズを踏まえ、今回、北米市場での「Entier」販売に踏み切った。なお、北米向け「Entier」の販売およびサポートは現地法人の日立アメリカ社内に新設したEmbedded Business Groupを拠点として推進。2010年度、日本国内および北米で年間50億円の売上げを目標としている。
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