- 2006/09/20 掲載
キヤノンソフトの業務用Webアプリケーション自動生成ツール、オープンソース開発環境Eclipseに対応
【オープンソース】
キヤノンソフトウェアは、業務用Webアプリケーション自動生成ツールの新バージョン「Web Performer V1.1.0」を10月1日から販売開始する。
「Web Performer」は、2005年2月1日発売されたJavaプログラムを100%自動生成する開発自動化ツール。最新バージョンの「Web Performer V1.1.0」では顧客からの要望が多かった、画面項目の部分再描画やドロップダウン形式でデータ候補を表示・選択できるサジェスト機能などのAjax技術を自動生成することが可能になった。これにより画面表示のレスポンスが速く、操作性の高いアプリケーションを生成できるようになり、100%自動生成の範囲が拡大した。
また、開発インターフェースにオープンソースの統合開発環境(IDE)であるEclipseのPlug-in開発環境を提供し、操作性の高いWindowベースでの定義を可能にした。従来のWeb Performer専用GUIとEclipse 環境のWindow GUIは選択可能なので開発者は開発効率をより高めることができる。
さらに、ログの詳細出力ができるデバッグ機能の強化やCVS(Concurrent Versions System)を利用したバージョン管理機能の追加により、開発工程における管理機能が向上した。
また、価格体系をサイトライセンスと開発クライアントライセンスを合わせたカウント方法に一新し、開発者数に応じて柔軟に利用できるようにしたほか、サイトライセンスにはWeb Performer SE版(実行環境をIBM System i/Windowsに限定)を用意。Web Performer V1.1.0の価格はSE版(実行環境がIBM System i/Windowsに限定)315万円(税込)~/EE版(すべての実行環境に対応)525万円(税込)~。なお、Web Performer導入・設定や年間保守料金は別途必要になる。
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