- 2006/09/15 掲載
ジュピターテレコム、家庭向けとしては日本初の固定と携帯の融合サービス(FMC)実験を開始
【FMC】
ジュピターテレコムは15日、10月よりFMC(Fixed Mobile Convergence:固定と携帯の融合)サービスの商用化に向けたトライアルを開始することを発表した。
このサービスは、既存の無線LAN(WiFi)内蔵の携帯電話やPHS端末を、固定電話の子機として発着信を可能とさせるもの。家庭向けとしては日本初の固定電話と携帯電話が融合した本格的なFMCサービスとなる。今回実施するトライアルにおいて技術面、運用面の検証を行い、早期の商用化を目指す。
今回のトライアルで検証する移動体端末はWiFi内蔵の高機能携帯電話/PHSで、J:COM側に設置するサーバにて呼制御を行うことにより、移動体通信事業者の種別に依存しないキャリアフリーのサービスを実現する。
J:COM社内でFMC環境を構築し、米ロングボード社製のFMC対応機能を持つSIPアプリケーションサーバを用いる。また、並行して既存のIP電話システムのインテグレーションを行っている住商情報システムと共に、将来の商用化実現を検討する。
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FMCサービスのイメージ図 |
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