- 2006/09/12 掲載
ラリタン、WMIなどに対応した統合型ITインフラ管理アプライアンスを発売
【業務改善】
日本ラリタン・コンピュータは12日、侵入検知やネットワークトラフィック分析機能を持ち、ネットワーク上の資産管理などを行うITインフラ管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版(以下、CC NOC)」を発売した。
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CommandCenter NOC 100(上から2番目) |
CC NOCは、SNMPやWMIに基づいてネットワーク上にあるハードウェア、ソフトウェアを把握する機能やネットワークにおける脆弱性、侵入検知、トラフィック分析といったセキュリティ機能を備える統合アプライアンス。クライアントはエージェントレスでも動作するほか、ネットワーク上のゲートウェイに設置すれば動作するアプライアンス製品のため導入の敷居が低く設定されている。
KVM製品を中心に展開する同社が今回の製品を発売したのは、従来のKVMの概念が進化し、統合管理やセキュリティ、災害対策、日本版SOX法といった問題に対応できるソリューションとして、新市場を切り開く目的があったからだという。KVMとは、Keyboard、Videomonitor、Mouseの頭文字で、複数コンピュータへのリモートアクセスを実現するソリューションのこと。ソフトウェアレベルでは実現できないような管理が可能になる。CC NOCでもKVMソリューションとの親和性が高く、ソフトウェアではできないアウトオブバンド型セキュリティを実現できる。
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米ラリタン グローバルマーケティング担当上級副社長 セブ・オニシェキヴィッチ氏 |
CC NOCは、100名規模から導入できるCC NOC 100から、2500名程度の大規模エンタープライズレベルに対応できるCC NOC 2500まで、規模や必要な機能に併せて5種類の製品がラインアップされている。価格はオープンだが想定価格がCC NOC 100の120万円弱から。本日より発売を開始する。
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