- 2006/09/11 掲載
日本IBM、RFIDを活用した次世代型システム構築を支援
【業務改善】世界標準のRFIDを活用し、次世代SCM・CRMを実現する総合的なサービスを提供
「バリューネットワークセンター」はRFIDの利用により、企業や業界、国境を越えた製品精度の高いトレーサビリティー、在庫管理、販売、アフターサービス、そしてリサイクルに至る企業活動全般のイノベーションの実現を支援していくという。また、このセンターは、日本IBMおよびIBCSの各事業部門やパートナー企業と連携して、コンサルティングからシステム導入まで多様な局面での総合的なサービスを提供する。
RFIDは、本格的普及に向けて徐々に環境が整備されつつある。RFID市場自体の本格的な成長は2007年から始まり、2010年には経済波及効果が17兆円に達すると試算されている。タグや周辺機器などのハードウェアが中心だった市場から、業務アプリケーション構築を支援するサービスまで市場が拡大していく傾向にあるためと指摘されている。
このような状況を踏まえ「バリューネットセンター」では、RFIDとネットワークの戦略的かつ広範な活用によりもたらされる新しい情報基盤を「バリューネット」と定義し、世界標準のRFID技術とネットワーク技術を組み合わせて、企業の枠を超えた次世代のSCM(サプライチェーン・マネジメント)とCRM(カストマー・リレーションシップ・マネジメント)の構築、ERP(統合業務パッケージ)との連携等を支援する。これにより、モノの生まれ(製造)から育ち(物流・販売・修理)、そして廃棄までのライフサイクル全般にわたったトレーサビリティーによる企業活動の効率化、顧客満足度の向上の実現を目指すという。
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