具体的には、日立のエンタープライズバーチャリゼーションアレイ「SANRISE Universal Storage Platform」、およびバーチャリゼーションコントローラ／アレイ「SANRISE Network Storage Controller NSC55」とIBM eServer（R） zSeries（R）およびIBM System z9（TM）との共同検証を実施した。

　日立は、2005年5月に日立ストレージシステムとIBMメインフレームとの互換性および相互接続性における技術ライセンス使用と共同検証の実施に関して、IBM Corporationと合意した。その後、2005年12月には、日立ストレージシステムとIBM eServer zSeries（z800、z900、z890、z990）およびIBM System z9（OS：z／OS（R） V1.6、z／OS V1.7、z／VM（R） 5.2.0、Linux for System z）との互換性および相互接続性検証をIBMと共同で実施した。

さらに、2006年8月には、IBM広域分散並列シスプレックス（GDPS）のバージョン3.2および最新の3.3におけるコピー機能を含めた主な拡張機能との接続性検証を共同で実施し、完了した。

　これらにより、日立ストレージシステムとIBMメインフレームとの高信頼・高性能な相互接続性を実現する。また、IBMメインフレームでミッションクリティカルな業務を行っている、金融・通信・製造などあらゆる業界の顧客システム環境において、効果的なディザスタリカバリの構築が可能となるほか、データセンター用に、日立ストレージシステムを安心して導入、活用することが可能となる。