- 2006/09/06 掲載
NEC、業界初の「協調型セキュリティ」を実現した「InfoCage」の新版を発売
【業務効率】
NECは、PCやサーバなどそれぞれのセキュリティ機能が自動的に連携する「協調型セキュリティ」を実現した「InfoCage」を発表した。
本製品は統一のセキュリティポリシーのもと、情報を保持する領域に応じて個々の対策が互いに連携・協調して統合セキュリティ管理を実現する。たとえば、社内のあるPCにセキュリティ上の問題が発生した場合、
・PCのセキュリティソフトが管理システムにアラーム情報を出す
・管理システムでは、問題PCへの対処をポリシーとして保持する
・そのポリシーやアラーム情報に基づいてネットワークやサーバ、ファイルセキュリティなどが自動的に対策を開始する
・ネットワークレベルでは問題PCを隔離、治癒する
・サーバレベルでは、アクセスの拒否、ファイル持ち出しを禁止
・ファイルレベルでは、暗号ファイルの復号化停止や外部メディアへの出力を禁止
といった対応を連携して行い、システムのセキュリティを強化する。 また、これにともなって次の5つの製品群を提供する。
1.PCなどクライアントの暗号化、認証を行う「Clientシリーズ」
2.ファイルやコンテンツの暗号化やフォルダ認証を行う「Fileシリーズ」
3.サーバからのデータ持ち出しを制御する「Serverシリーズ」
4.持込PCの検知遮断、ネットワーク管理を行う「Networkシリーズ」
5.上記製品別の管理情報(認証ID、アクセスログ)を統合管理する「Managementシリーズ」
製品の価格は、InfoCage/ Clientシリーズ(100ユーザライセンス)の216万円(税抜)から。2006年11月より順次出荷される。NECでは本製品で今後3年間、600億円の売り上げを見込んでいる。
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