- 2006/07/28 掲載
Web2.0で話題の「ドロップシッピングサービス」をネットプライスが開始。ドロップシッピングとは?
ドロップシッピングとは?
最近、話題の「ドロップシッピング」とは、一般のインターネットユーザーが、自分のホームページやブログで、自ら在庫を持たずに商品を販売することができる「Web2.0の特性を活かしたECのシステム・サービス」である。![]() |
「ドロップシッピング」において、ユーザーは、まずメーカーやベンダーの商品データベースから自分の販売したい商品を選択する。そして、ベンダーが設定するその商品の卸価格に自らの利益を計上した販売価格を自由に設定し、自身のホームページやブログの上にその商品販売ページのリンクを記載することで手軽に商品を販売することができる。また、顧客からの注文があった商品は、そのままドロップシッピングのサービスを通じてベンダーに発注され、商品は顧客に直接発送されるという。
ユーザーのメリットは、自由に販売商品の選定および価格の設定が行えるにも関わらず、面倒で複雑な在庫管理や注文管理、ならびに商品発送は行なわずに、集客とマーケティングに専念できる点が挙げられる。なお、ベンダーにとっては、インターネットユーザーの力によって商品の販売チャネルと売上高の拡大を見込める。
もしものサービス内容
もしもでは、この度、ドロップシッピングサービス「もしもドロップシッピング」を開始し、ベンダーからの商品データの収集、およびドロップシッピング用の商品データベースの構築、ユーザーに対するショッピングカート、管理システム等のネットショッピング機能の提供、同じくユーザーに対する人気商品等のマーケティング情報の提供、さらには購入顧客からの問い合わせ対応を行なう。ユーザーは、「もしもドロップシッピング」に登録された商品を自らのホームページ等で紹介・販売する際に必要な商品画像等の素材や、それぞれの卸値(もしもドロップシッピングからユーザーが仕入れる値段)が提供される。希望の商品があればそれを選択し、独自の販売価格を設定することができる。価格設定後、専用のHTMLコードが提示されるので、そのコードを自らのページ等に貼り付ければ、それだけで簡単に自分のネットショップを設立することができる。また自分のページを持っていない方のためには、簡単にページの制作ができる「My ショップ」の機能も提供される。
また、もしもでは、今回のサービス開始にともない、ドン・キホーテのグループ会社であるドンキコムの提供するEコマースサービス「ecosec(エコセック)」に加盟し、ドンキコムのもつ約20,000 点の商品データを「ドロップシッピング」のユーザーに提供する。これに伴い、ドンキコムから提供される商品の購入申し込みがあった場合は、実際の出荷作業や代金の決済、商品の配送は、ドンキコムが「ecosec システム」を通じて行う。
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