- 2006/07/26 掲載
ウェブルート、業界初となるロボット型検出システムによるスパイウェア対策ソリューションを発売
【セキュリティ】Spy Sweeper Enterprise 3.1
ウェブルート・ソフトウェアは、企業向けのスパイウェア対策ソリューション「Spy Sweeper Enterprise 3.1(以下 SSE)」を発表した。
SSEは、IT管理者の少ない企業のおいて、クライアントPCのパフォーマンス劣化を最小限に抑えながら、スパイウェアを駆除するツール。OSの根源となるカーネル部分に感染したルートキット(悪意のあるプログラムパック)にも対応するなど、高い駆除率を誇る。
ルートキットによってはアプリケーションレベルでは存在を認知できないものがある。同製品はAPIでは発見できないスパイウェアをディスクスキャンでの検出により発見・駆除できるとしている。
また、能動的な操作なしにスパイウェアを検知する包括的駆除テクノロジー(CRT:Comprehensive Removal Technology)を備えているため、既にPCに入り込んでしまっているスパイウェアや一度削除しても何度もインストールを繰り返すスパイウェアであっても確実に駆除されるという。
そのほか、視認性の高いユーザーインターフェイスを備え、小規模システムでも管理しやすいソフトウェアとなっている。

同製品は業界初のロボットによる自動スパイウェア検出システム「Phi leas」に対応し、1秒間に数千サイトをスキャンし、スパイウェアデータベースを更新している。このPhi Leasで発見されたスパイウェアの定義ファイルがほぼ毎日自動的にユーザーへ提供される仕組み。その際、定義ファイルは差し分のみになるため、最小限のネットワーク負荷となり、クライアントPCのパフォーマンスにも寄与する。
販売は、NECシステムテクノロジー、カテナ、ソフトバンクBB、丸紅インフォテック、ライセンスオンラインなどを通して8月1日から行われる。参考価格は、更新サービス1年間付き10ユーザライセンスの場合、3万400円。
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