- 2006/07/25 掲載
花王と日本IBM、B2Bソリューション「アイエディパック」を提供
【コスト削減】
花王インフォネットワークは、日本IBMの協力のもと、IBMの統合ビジネスサーバ「IBM System i5 TM」のOSであるi5/OSで稼動する企業間電子商取引(B2B)ソリューション「i_EDIPACK(アイエディパック)」を、8月上旬から提供する。価格は、200万円(最小構成)から。
次世代電子商取引推進協議会「情報経済アウトルック2005」によると、近年のB2B電子商取引(EDI)市場は引き続き伸びており、2004年の同市場は対前年比33%の増加となっている。中堅企業においても、電子商取引の仕組みを低価格かつ短期間で構築する要望が増えている。
従来UNIXサーバ向けに販売していた花王インフォネットワークの「EDIPACK」は、20余年にわたり2,000社を超える企業との取引をもとに、花王が蓄積した経験とノウハウを結集して開発した、電子商取引の統合パッケージである。
また、EDIINT-AS2、ebXMLなど国内外で標準となるプロトコルに対応しており、次世代電子商取引システムへの迅速な対応が可能である。
「EDIPACK」を導入することにより、一例として、取引先が20社程度の企業の場合は3割程度、運用コストの削減実績がある。また、取引先からの要請に対して個別にシステムを構築する場合に比べ、煩雑な運用を統合することができ、5割程度の運用コスト削減実績がある。今回の「i_EDIPACK」でも同様の削減効果を見込めるという。
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