- 2006/07/24 掲載
マイクロソフトとPM-Global、ITガバナンス構築の分野で協業
【M&A/提携】
PM-Globalとマイクロソフトは、ITガバナンスの構築を支援するために協業すると発表した。PM-Globalが提供するコンサルティングサービスと、マイクロソフトが提供するソフトウェアを組み合わせることで、ITガバナンスの確立と企業の戦略的な意思決定をサポートするという。
企業は、新会社法や金融商品取引法で内部統制を中核とするコーポレートガバナンスの構築が必要とされている。コーポレートガバナンス構築にあたっては、企業を支えるITが有効かつ効率的に働くよう業務に組み込まれていることも重要な要素になる。PM-Globalとマイクロソフトは、このITガバナンス構築に有効なソリューション、プロジェクトマネジメントツールやソフトウェアを提供する。両社が提供するソリューションは、プロジェクト毎のリアルタイムなROI分析を可能にし、企業における戦略的な意志決定をサポートする。
PM-Globalは、Microsoft Office Project Server 2003(以下、Project Server)の導入コンサルティングと、Project Server上に蓄積されたリアルタイムなプロジェクト情報を有効活用するために、バーチャルプログラムセンターを提供する。これは、エンタープライズレベルのビジネスインテリジェンスを実現するツールであり、組織の中のすべてのプロジェクトに関して最適なプランニングマネジメントをサポートする。
企業は、Microsoft Office Project Serverを導入することにより、組織内にあるさまざまなプロジェクトの進捗状況やコスト、人員配置を一元的にサーバ上で管理して、リアルタイムに現状を分析する事が可能になる。組織横断的なITプロジェクトの実施においては、納期やコストが不明確になりがちであり、大きなリスクが介在しているが、Project Serverを導入する事で、全てのプロジェクトのリアルタイムな進捗把握を実現し、プロジェクト毎のROIをポートフォリオ上で管理して、経営層の意思決定支援を実現する。
MS-Project製品とPM-Globalのサービスを組み合わせることで、プロジェクト期間を短縮してコスト削減を実現でき、リアルタイムにプロジェクトの進捗状況を確認できる。また、プロジェクトに係わる予算管理やリソース管理によりプロジェクトを効果的に活用できるため、変化に対応したスピードのある意思決定が可能となる。
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