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  • 2006/07/20 掲載

日本IBM、自動車産業向けに開発・設計技術などを支援する研究所を新設

【業務効率】オートモーティブ・イノベーション・センターを新設

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日本IBMは、東京基礎研究所内(神奈川県大和市)に、「IBMオートモーティブ・イノベーション・センター(IBM Automotive Innovation Center)」を開設した。このセンターは、自動車産業に携わる企業が持つ機構や電子制御などの開発・設計技術と、IBMがこれらの企業への支援を通じで培ってきた経験、および先進技術を融合し、自動車の開発におけるイノベーションを支援する。

 日本IBMは、東京基礎研究所内(神奈川県大和市)に、「IBMオートモーティブ・イノベーション・センター(IBM Automotive Innovation Center、以下AIC)」を開設した。このセンターは、自動車産業に携わる企業が持つ機構や電子制御などの開発・設計技術と、IBMがこれらの企業への支援を通じで培ってきた経験、および先進技術を融合し、自動車の開発におけるイノベーションを支援する。

 AICは、2006年2月2日に発表した電機産業に携わる企業を対象に、研究開発を支援する「IBM エレクトロニクス・イノベーション・センター(EIC、東京基礎研究所内)」に続き設立された。IBMではこれまでも、IBM ワトソン研究所(米国ニューヨーク州)をはじめとするグローバルな研究所が、大規模・複雑な開発プロセスを管理するサービス指向アーキテクチャー(SOA)に基づくPLMソリューションや、自動車のライフサイクルを通じた部品のトレーサビリティの仕組みなど、自動車産業の課題解決に向けた先進的な技術を研究・開発してきた。AICは、これらの研究所と協業し活動していくという。

 昨今の自動車開発では、安全で快適かつ環境に配慮した車づくりのために、エンジン、ハンドル、ブレーキ、ライトなどの各機構部品間の連携・協調の重要性が一層増し、各機能を連携・協調させる電子制御ユニットは、ますます複雑になってきている。その一方で、設計品質の確保と新規機能開発のスピード化を両立化させる大きな課題もある。

 この課題を解決するためには、電子制御ユニット、その組込みソフトウェアおよび各機構部品を、設計の段階から連携の取れた一体化したものとして設計・開発を進めることが必要である。

 AICでは、自動車産業における経験や、IBMのシステムズ・エンジニアリングの経験に基づく設計技法であるISDを活用して、「走る・曲がる・止まる」といった車の基本性能における安全性はもとより、快適性や環境への配慮に対する高度な設計・開発を支援していく。

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