テービーテック、200万円以内から構築可能なNAS用災害対策ソフトウェアを発売

　テービーテックは、NAS（Network Attached Storage：ネットワークに接続して利用するファイルサーバ専用機）を使って安価に災害対策用の遠隔地バックアップを実現するソフトウェア「NASadapter遠隔地バックアップ」の販売を開始した。

　これは、同社がこれまで開発を行ってきたNASの仮想化ソフト「NASadapter」に、2つのNASadapter間で同期を取る「NASadapter同期機能」を追加し、遠隔地バックアップを実現するというもの。同ソフトウェアを用いることで、「日本版SOX法」などで求められるログ情報の保管などが確実に行える。



　テープドライブを使った同様のソリューションにくらべ、リストアの手間も軽減されるほか、運搬費・保管費などがかからず、構成によっては200万円以内で実現できるという。初年度は500セットの売り上げを目指すほか、代理店を募集している。