- 2006/07/12 掲載
KCCS、機能を拡張した脆弱性管理システムを提供
【セキュリティ】セキュリティリスクマネジメント機能をより強固にしたソリューション
京セラコミュニケーションシステムは、nCircle Network Security,Inc.の「nCircle IP360 Ver.6.6」を提供開始すると発表した。
「nCircle IP360 Ver.6.6」は、ポリシー&ホストコンフィグレーションコンプライアンス分析機能とリアルタイム脆弱性全件検索機能「nCircle Focus」が加わり、ネットワークのリスク分析が簡単に行えるようになると同時に、エージェントレスによる「Winnyアプリケーションの検出」が可能となり、セキュリティリスクマネジメント機能をより強固にしたソリューションとなった。
これら機能拡張により、アプリケーションリスク、ネットワークセキュリティリスク、コンフィグレーションリスクなどを含む複雑な脆弱性リスクのリアルタイム分析が可能になる。価格は610万円からで、年間、4億5,000万円の売上を見込んでいる。
主な機能は以下のとおりである。
●ポリシー&ホストコンフィグレーションコンプライアンス分析機能:エージェントレスで、以下の設定確認が行える。
・パッチ最新情報、及びその適用状況の確認。
・アンチウイルスのインストール状況、パターンファイルのアップデート状況、アプリケーションのインストール状況の確認。
・パスワードポリシー設定状況の確認。
・ファイルアクセス権に関するパスワードやログファイルの確認。
●リアルタイム脆弱性全件検索機能「nCircle Focus」: 大規模ネットワーク環境の脆弱性を一元管理し、脆弱性の全件検索が可能。リアルタイムのリスク分析ができ、ネットワーク全体のセキュリティを向上させることができる。脆弱性診断結果以外にも、アプリケーションや稼動OSの条件検索ができる。
KCCSでは、企業におけるIT統制の実現を支援するトータルコンプライアンスソリューションを提供すると同時に、今後も「情報資産」「ユーザ情報」「ポリシー」の3つの観点から、アクセスコントロールとコンフィグレーションマネジメントを実現するためのセキュリティソリューションを強化していく予定である。
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