- 2006/05/30 掲載
日本HP、日本版SOX法に関するコンサルティングサービスを提供
日本版SOX法でIT部門が直面する対応作業を体験し、来るべき本番に備える
日本ヒューレット・パッカードは、日本企業のIT部門向けに、2008年4月以降の施行が予想されている日本版SOX法に対して、スムーズな準備作業を支援するコンサルティング・サービス「ITIL道場-SOX法対応シミュレーション・ワークショップ」を6月1日より開始すると発表した。
米国企業では、SOX法への対応にあたり経理部門だけでなくIT部門にとっても多大な作業が発生したと言われている。一方でHPのIT部門は、かねてよりITILをベースとしたフレームワークに則ってIT業務を構築・運用していたことにより、大幅に準備作業を省力化することができたという。
日本企業のIT部門においても多くの準備作業が発生すると予想され、米国と同様ITILの活用が有効であると考えられる。
今回発表する「ITIL道場-SOX法対応シミュレーション・ワークショップ」では、日本HPのITサービス管理を熟知したコンサルタントが、SOX法の求める内部統制対応への取り組みとしてHPのIT部門が米国SOX法の対策として実際に行った内容を紹介する。そこで日本企業のIT部門が今できることは何かを、ITILに対応づけて解説することで、日本版SOX法対応の指針を提供するという。また、SOX法対応で特に重要なITIL変更管理と可用性管理についてワークショップ形式でシミュレーションすることで、ユーザーは日本版SOX法のIT全般統制に対する準備作業を疑似体験でき、実際の日本版SOX法対応時にもスムーズに対策を行うことが可能になる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR