- 2006/05/30 掲載
EMCジャパンの「CLARiX CX3 UltraScale」シリーズ、顧客のILM戦略をサポート
EMCジャパンは、本日、EMC(R) CLARiX(R) UltraScaleアーキテクチャと、このアーキテクチャを採用したネットワーク・ストレージ・システム「EMC CLARiX CX3 UltraScale」シリーズの販売を開始すると発表した。「CLARiX CX3 UltraScale」シリーズは、複数階層の情報を1つのアレイに統合しながら、パフォーマンスとTCO(総所有コスト)を最適化し、顧客のILM(情報ライフサイクル管理)戦略をサポートする。
今回発表した「CLARiX CX3 UltraScale」シリーズは、第三世代のシリーズとなり、第一世代、第二世代と同様、業界初のテクノロジーを採用し、他社にはない3つの大きなポイントにより開発されたという。
1.UltraScaleアーキテクチャの採用-エンド・ツー・エンドのフル4Gb/秒ファイバ・チャネル・テクノロジーを発揮できるアーキテクチャを採用し、従来に比べて最大2倍のパフォーマンスと容量が実現。同アーキテクチャには数多くの新技術が採用されている。
2.利便性と保守性-CX3のインストールや各種保守作業などを大幅に拡張。これにより、TCOを削減し利便性を向上。
3.IT投資の継続性-従来のCXシリーズを使用中の顧客は、これまでのCLARiXテクノロジーやスキルに対する投資を保護して、CX3シリーズのメリットを享受。
EMCが新たに開発したCLARiX UltraScaleアーキテクチャ(45件の特許を申請中)は、ストレージ業界で初めてエンド・ツー・エンドのフル4Gb/秒ファイバ・チャネル・テクノロジーを採用したプラットフォームである。
このアーキテクチャにより、従来と比べて最大2倍のパフォーマンスと容量が実現する。これにより、「CLARiX CX3 UltraScale」シリーズでは、競合製品が2台必要となるワークロードを、単一のシステムに統合可能。また、前の世代の「CLARiX」からシームレスにアップグレードでき、既存の管理/保護ソフトウェアの実行が可能で、単一のシステムで容量とパフォーマンスを最大239TBまで拡張できるなど、経済性の面でミッドレンジ・ストレージに新たな標準をもたらす。さらに、2Gb/秒および4Gb/秒の高速ファイバ・チャネル・ディスク・ドライブと大容量の2Gb/秒LC/FC(低コスト・ファイバ・チャネル)ディスク・ドライブを同時にサポートすることで、柔軟性が最大化され、情報とストレージの複数の階層を1台のアレイに統合することが可能となる。
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