- 2006/05/24 掲載
大塚商会 原田氏「2社の統合ソリューションによってユーザー満足度の高いソリューションを実現」
日本オープンウェーブシステムズとCloudmark Inc.は、本日、2社が協力して提供する迷惑メール対策ソリューションを、大塚商会が導入するとともに、このソリューションが高い有効性を示していることを確認した。大塚商会は今年の2月にこのソリューションを導入し、メールサービス「アルファメール スタンダード/プラチナ」にサーバで迷惑メールを自動的に判別する機能を追加したという。
大塚商会 αWeb事業部 部長 原田和文氏は、「当社のαWeb事業は、多くのお客さまに6万5000契約ご利用いただいております。近年、アルファメールユーザから、迷惑メールの煩わしさに関する意見を多くいただいておりました。実際、この2社の統合ソリューションを導入後、全受信メールの15%を迷惑メールとして検知、除去することができました。迷惑メールは、煩わしいだけでなく、業務効率を低下させるとともに、フィッシングのような犯罪を目的としたメールの受信につながります。2社の統合ソリューションを導入したことにより、ユーザにとってより満足度の高いソリューションを実現できます」。
このソリューションは、オープンウェーブシステムズの電子メールプラットフォーム「Openwave Email Mx」に、クラウドマークのスパム対策ソフトウェア「Cloundmark Authority」を統合することで実現した。これにより、98%以上の迷惑メールを除去するという。
日本オープンウェーブシステムズ ビジネスソリューションエバンジェリスト 関根章弘氏は、次のように語っている。「オープンウェーブのプラットフォームにクラウドマークの迷惑メール対策ソフトウェアを統合することにより、専用サーバの導入、既存のネットワークインフラの変更、個々のクライアントワークステーションの再構成が不要になりました。Cloudmark Authorityは、オープンウェーブの機能拡張技術を利用してすばやく導入することができます」。
Cloudmark Inc.のビジネスデベロップメント担当副社長 ジャシンタ・トビン(Jacinate Tobin)は、次のように述べている。「Cloudmark Authorityは、独自の指紋アルゴリズム(fingerpring algorithms)を利用しており、個々の単語や文字ではなくメッセージ構造のパターンや変化を監視することで迷惑メールを識別し、ユーザの受信した迷惑メールの98%以上を除去する。また、誤検知率の発生はほぼゼロにまで低減。メッセージングの脅威にすばやく対応するために、システムはすべて自動化されています。ユーザは、まれに誤って受信したスパムメールをクリックするだけで、メッセージ従来の学習型ヒューリスティックフィルタのように送信元や件名をいちいち登録することなく、スパムメールを削除するとともに、再受信を防ぐことができます」。
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