マイクロソフト、包括的システム管理ツール「System Center製品ファミリー」発売

　 　マイクロソフトは、企業システムの正確で継続的な運用を実現するため、ITIL（IT Infrastructure Library）をベースとし、包括的なシステム管理を実現するSystem Center製品ファミリー（製品群）を提供すると発表した。

　また、同時に「Microsoft(R) System Management Server 2003」（以下、SMS）で管理するシステムの構成情報と、「Microsoft Operations Manager 2005」（以下、MOM）で管理するイベントとパフォーマンスの情報を統合し、システムを管理する上で必要なレポートを容易に作成する「Microsoft System Center Reporting Manager 2006」日本語版を、5月26日より販売する。

　System Centerは、ITILをベースとし、開発およびシステム構築で得た知識とプロセスを製品に組み込むことより、柔軟性と拡張性に優れたシステム管理ソリューションを実現する。現在の複雑なシステム環境を制御し、繰り返し作業の多くを自動化する仕組みをIT部門に提供するシステム管理製品群である。